質問:初段になるのにおすすめの本は?
結論から話します。
答え:おすすめの本より読み方のほうが大事です。
的外れっぽい答えですが、割と重要なので、詳しい話をしていきます。
初段になるための本の読み方
初段になるためには本の読み方が大事です。
やみくもに将棋の本を読み漁っても強くはなりません。
ぶっちゃけ、読む本は「一つの戦法の定跡本+詰将棋の本」の二冊だけで十分です。
そして、肝心の読み方は以下の通り。
- 気に入った本を繰り返し読む
- 読んだあとに、実戦でアウトプットする
では、詳しい話に移ります。
気に入った本を繰り返し読もう
色んな本を読むより、気に入った本を繰り返し読みましょう。
理由はシンプルに、何度も読み返さないと記憶に残らないからです。
定跡の本を読んでも、「どんな手順だったっけ…」なんて経験はないでしょうか。
大事だと思っても、直ぐに忘れてしまうのが人間です。
なので、同じ本を何度も読み返して、記憶に定着させる必要があります。
自分の得意戦法の定跡本でいいので、気に入った本を一つ探しましょう。
その本を何度も読み返すのが大事です。
読んだあとは、実戦でアウトプットしよう
将棋の本を読んだあとは、実戦で必ずアウトプットしましょう。
理由はうえに同じで、インプットするだけでは記憶に残らないから。
それに、いくら本を読んでも、実戦で応用できなければ意味がありません。
特に、定跡の本は、実戦で使用しないと直ぐに忘れてしまいます。
なので、将棋の本を読んだら、絶対に実戦でアウトプットしましょう。
必要なのは上辺だけの情報ではなく、初段になるための身になった知識です。
初段になるためのおすすめ本
将棋のおすすめ本を探していた人には、少々ガッカリしてしまう内容だったかもしれません。
なので、最後に「これから初段を目指そう」という人に、おすすめの本を紹介します。
僕がおすすめするのは「初段になるための将棋勉強法」この一冊だけです。
抽象的になりがちな初段になるための勉強法を、具体的に解説してくれる本です。
正直、これを読んだから初段になれるという訳ではありません。
でも、初段になるためには「具体的に何をすればいいか?」の答えは得られると思います。
初段を目指したいけど、何をすればいいか分からないという人は、ぜひ読んでみてください。
あと、おすすめの本も、この本の中に答えが載っています。
終わりに
以上で「初段になるための本の読み方」という話は終わりです。
最後まで、おつかれさまでした!