質問:将棋の初心者でも定跡は覚えないとダメなの?
結論から話しますね。
答え:強くなるには必須です。序盤の形だけでも覚えましょう。
です。少し面倒かもしれませんが、序盤の定跡だけでも覚えておきましょう。
初心者でも序盤の定跡は覚えておこう
結論をいうと、将棋が強くなるには定跡は必須です。
特に序盤の定跡(駒組み)は重要で、
序盤の定跡を知らない=将棋を知らない
経験者からは、こんな風に見られてしまいます。
なので、初心者の人でも、序盤の定跡(駒組み)だけは覚えておきましょう。
定跡本一冊を丸暗記する必要はない
こう言われると、少し面倒に感じてしまうかもしれません。
でも、安心してください。難解な定跡本一冊を読み切る必要なんて全くないです。
定跡本は雑に読むのが、正しい読み方です。真面目に読むと挫折します。
- 序盤の駒組みをふわっと覚える
- 中盤以降の定跡は覚えなくていい
こんな適当でも十分です。簡単ですよね?
定跡を覚える=定跡本一冊を丸暗記する
こんな難しいことはしなくて大丈夫なので安心してください。
定跡本一冊の丸暗記なんて、有段者でも苦痛にしかなりません。
序盤の駒組みをふわっと覚える
定跡本は序盤の駒組みだけをふわっと覚えておきましょう。
具体的には、上画像のようなお互いの駒ぶつかり合う前段階まで。
真面目に一つ一つ手順を覚えるのではなく、ざっと形を覚えるだけでも大丈夫です。
中盤以降の定跡は覚えなくてもいい
お互いの駒がぶつかり合う中盤以降の定跡は覚えてなくても大丈夫です。
というのも、中盤以降は定跡通りにならない展開がほとんどだから。
あまり定跡に固執しすぎると、実戦で違う手を打たれた時に、アドリブが効かなくなります。
定跡通りに進まないだけで「ん?」と考え込んでしまう、将棋指しになってはダメです。
得意戦法の定跡だけ覚えよう
初心者の内から、何冊も定跡の本を買って読む必要はありません。
得意戦法を一つ決めて、その定跡本だけを読みましょう。
初心者の人に、おすすめなのは「四間飛車」「右四間飛車」「中飛車」です。
反則技:対戦相手の駒組みを真似てみよう
ここからの話は、少し余談になります。
定跡本を読むのが苦痛でしかたない人は、対戦相手の駒組みを真似てみましょう。
対戦相手の棋力が三級以上なら、序盤の駒組みは一通り知ってるはずです。
なので、その相手の駒組みを、そのまま真似てみてください。
真似して指してると、どんな手順で駒組みを進めているか分かってくると思います。
初心者の頃は定跡を覚えるだけでも将棋は強くなる
初心者の頃なら、定跡を一通り覚えるだけでも、各段に将棋は強くなれます。
序盤の定跡を知っている人と、知らない人では天と地ほどです。
最初に話した通り、
序盤の定跡を知っている=将棋を知っている
ある程度、将棋を指している人には、こう見てもらえます。
なので、多少面倒かもしれませんが、頑張って定跡を覚えましょう。
きっと、将棋の指し方が格段に違ってくるはずです。
終わりに
以上で「将棋の定跡は覚えないとダメなの?」という話は終わりです。
最後までおつかれさまでした!