質問:初段から二段になるにはどうしたらいい?
結論から話します。
初段から二段になるには、二段の人とたくさん指しましょう。
初段から二段になるには

初段から二段になるには、二段の人とたくさん対戦しましょう。
これが二段になる最短の道だと思います。
理由は以下の二点です。
- 二段の人の指し手を見て覚えれる
- 相手の実力に合わせた棋力になっていく
僕自身は二段になるまで、二段~三段の人と、とにかく連戦していました。
もちろん、「詰将棋の本」や「定跡の本」を勧められて読むこともありました。
でも、一番効果を感じたのは、二段の人と対戦して相手の指し手から学ぶことです。
二段の指し手を真似てみよう
二段の人と指して、相手の指し手を真似てみましょう。
よく観察すると、自分は普段打たないような厳しい手が見えてきます。
二段くらいの棋力の人になると、※手筋の一手が増えてきます。
※特に歩の手筋は二段から目に見えて使用回数が増えます
その手筋を覚えて、自分も二段になったつもりで真似して打ってみましょう。
いつの間にか同じような手が打てるようになっているはずです。
徐々に相手の実力に近づいていく
二段の人とたくさん対局すると、相手の実力に合わせた力が自然とついてきます。
よくスポーツでも、上手い人は上手い人としか練習しない、なんてことがありますよね。
理由は単純で、自分より下手な人と練習しても実力が上がらないからです。
将棋もそれと同じです。二段になりたいなら二段の人と練習する必要があります。
負けたくないからという理由で、同じレベルの人としか対戦しない人は、絶対に伸びません。
この辺の詳しい話は下記↓の記事を読んでみてください。

詰将棋や定跡の本は読んだほうがいい?

ここからは、ちょっと余談の話。
二段になるのに、「詰将棋や定跡の本は必要なの?」という話をしていきます。
結論をいいます。
「なるべく読むべき」でも「無理に読む必要はない」です。
詰将棋は実戦の中でも解けますし、定跡は初段になるまでに培ったもので十分です。
僕自身、初段から二段になるまでは、ほとんど将棋の本は読んでませんでした。
本を読むより、真剣に実戦を重ねましょう。二段になるには二段と戦うです。
棋譜並べもしなくていい
よく棋力を上げる方法に、「棋譜並べ」が紹介されていますよね。
でも、二段になるのに棋譜並べはしなくても大丈夫です。
というのも、プロの棋譜は難しすぎるからです。
おそらく、初段どころか棋力二段の人がプロの棋譜を見ても理解できないと思います。
正直、四段になってから棋譜並べしても、「なにこれ?」みたいな指し手ばかりです。
アマ五、六段のプロに近い棋力の人以外はしなくてもいいと個人的には思っています。
終わりに
以上で、初段から二段になるにはどうしたらいい?という話は終わりです。
お疲れさまでした!
