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歩を使った実戦向きな手筋一覧【中級者向け】

将棋の歩を使った手筋を知りたい!
実戦によく出てくる歩の手筋ってなに?

こんな人向けの記事になります。

もくじ
  • STEP1:底歩(そこふ)
  • STEP2:垂れ歩(たれふ)
  • STEP3:焦点の歩(しょうてんのふ)
  • STEP4:叩きの歩(たたきのふ)
  • STEP5:継ぎ歩(つぎふ)

 

歩を使った実戦向きの手筋

底歩(そこふ)

底歩は横からの攻めに効果的な歩を使った手筋です。

上の画像のように△8九飛車と打たれた局面で、▲5九歩と打つ手が底歩の手筋になります。

5九に打った底歩は飛車の横効きをしっかり止めています。

このように金の下に打つ底歩は「金底の歩、岩より堅し」という格言もあるほど、手堅い歩を使った受けの手筋です。

底歩を打つときは二歩に注意。打つ筋の歩が切れているか確認しましょう。

 

垂れ歩(たれふ)

垂れ歩は次のと金を狙った歩を垂らして打つ手筋です。

例えば、▲8七歩打に△8二飛車と下がった局面で、垂れ歩の手筋を使った上手い手があります。

単純に▲3三歩打と角の頭を直接狙った歩打ちは、

△4四角と逃げられて上手くいきません。

この場合、▲3四歩打と歩を垂らして打つのが垂れ歩の手筋です。

先程のように△4四角と逃げても、▲2三歩成と先手はと金を作って有利になります。

実戦でもと金を作りにいく際に役に立つ歩の手筋なので覚えておきましょう。

 

焦点の歩(しょうてんのふ)

焦点の歩は駒の複数効いている箇所に歩を打つ手筋です。

赤枠は飛車角桂馬の効きが集まっている地点

上の画像のような局面では、3三の地点に相手の駒の効きが集中しているのが分かると思います。

このような場所に歩を打つのが焦点の歩です。

どの駒で歩を取っても、飛車角桂馬いずれかの駒の効きは止まってしまいます。

△同飛車なら▲4四角、△同角or△同桂なら▲3四飛車と銀はタダです。

 

叩きの歩(たたきのふ)

叩きの歩は駒の手前に歩を打って、主に駒の位置をずらす目的で使われる手筋です。

上の画像のような局面で、▲2四歩と打つような手筋を叩きの歩といいます。

この歩を△同銀と取ると、

△1二銀と歩を取らなくても結果は同じ。

金と銀のつながりが切れて、▲3二角成が通るようになります。

このように駒の位置をずらして、駒同士の連結を切るのに叩きの歩はよく使われる手筋です。実戦でも頻繁に出る歩の手筋なので、ぜひ覚えておきましょう。

 

継ぎ歩(つぎふ)

継ぎ歩は相手の歩の頭に※歩を打って取られた後、さらに持ち駒の歩を継ぎ合わせる手筋です。

※歩を突いてもいい。

上の画像のような局面から、▲8四歩と突いて、

△同歩に対して、さらに▲8五歩と打つような手筋を継ぎ歩といいます。

このように継ぎ歩によって、浮いてしまった歩の隙間は攻めの拠点に利用できます。

8筋の歩は切れてないので香車を歩で合い駒できません。

 

終わりに

以上、歩を使った実戦向きの手筋でした!

ABOUT ME
泡さん
学生の頃に将棋を始めて半年でアマ初段になりました。得意戦法は四間飛車です。将棋を始めたばかりの人向けに、初段になるまでの方法を発信していきます。