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始めたばかりの人のための将棋格言集

初心者向けの将棋の格言を知りたい!
これだけは覚えておけっていう将棋の格言ってあるの?

こんな人向けの記事になります。

もくじ
  • 将棋の格言ってなに?
  • 初心者が教訓にしたい格言集

 

将棋の格言とは?

将棋の格言 (しょうぎのかくげん) は、将棋においての戒めや教訓の意味合いを短くまとめたものをいう。多くは作者不詳であるが、将棋の普及活動に熱心だった棋士の原田泰夫が多く創作したとされている。ただし、昨今の将棋の戦術の進歩により、現在では意味のない格言も存在する。

wikipediaより引用

簡単にいうと、実戦で注意するべきことを短く表現した言葉です。

 

初心者が教訓にしたい格言集

王手は追う手

王手は追う手という格言は単に王手するだけでは意味がないということです。

それだけでなく、闇雲に王手していると、手順に安全地帯に逃げられて、かえって悪い状況になってしまいます。

少し極端ですが、このような王手をしても、

手順に王様に逃げられて、かえって守りを固くしてしまいます。

初心者の内は王手したくなる気持ちも分かりますが、下手な王手は逆効果になることを覚えておきましょう。

王手は追う手。下手な王手はかえって逆効果。

 

居玉は避けよ

王将が最初の位置にいる居玉は避けよという格言です。

居玉の王様は王手飛車の筋に入りやすかったり、一旦攻められると、すぐに詰んでしまったり、とにかく脆いです。

このように居玉の王将は王手飛車の筋に入りやすいです。

飛車を自由に動かすためにも、なるべく居玉は避けるようにしましょう。

居玉は避けよ。居玉は攻められると脆い。

 

王飛車接近すべからず

王飛車接近すべからずは攻めの要の飛車と王将は離して置くべきという格言です。

攻めの主役の駒である飛車の近くは最も戦いの起こりやすい場所です。そんな所に王様を配置していては激しい戦いに巻き込まれてしまいます。

王と飛車が近すぎる悪い例
王と飛車を離している良い例

右玉など、王将と飛車を近くに囲って戦う戦法もありますが、一般的には王と飛車は離して囲うのが基本です。初心者の内は基本に忠実にいきましょう。

 

ヘボ将棋、玉より飛車を可愛がる

ヘボ将棋、玉より飛車を可愛がるは、王手をされているにも関わらず、飛車を逃がすような指し手をヘボ将棋と皮肉った格言です。

王手飛車。どちらを逃がしますか?

特に初心者の頃は飛車を動かしてばかりで、格言の通り玉より飛車を可愛がるなんて状態になりがちなもの。逆に飛車以外の駒で攻めれるようになって脱初心者を目指しましょう。

 

香は下段から打て

香は下段から打ては、香車はなるべく相手の駒から離して打つべきという格言です。

香車の特性上、下段から打つほうが最大限に力を発揮できます。

香車の悪い打ち方
香車の良い打ち方

下段から香車を打つことで、相手は香車の効いている直線上に駒を置けなくなりますし、合駒(あいごま)の対策にもなります。

例えば、相手が一枚歩を持ち駒にしていたとして、

格言を無視して上段から香車を打ってしまうと、香車の頭に歩を打たれて、せっかくの駒を取られてしまいます。

香は下段から打ての格言通り打てば、香車の頭に歩を打たれて、駒を取られてしまうという事態は防げます。

下段から打った香車より上段から打った香車が好手になることは皆無に近いので、初心者の内は難しいことを考えず、香車は下段から打つものと覚えておきましょう。

 

終わりに

以上、将棋を始めたばかりの人向けの格言集でした!

ABOUT ME
泡さん
学生の頃に将棋を始めて半年でアマ初段になりました。得意戦法は四間飛車です。将棋を始めたばかりの人向けに、初段になるまでの方法を発信していきます。