将棋の上達法に棋譜並べがおススメと聞いたけど、初心者がやっても効果あるのだろうか?
こんな疑問にお答えしていきます。
- 初心者の頃に棋譜並べしても勉強にならない理由
- 将棋を始めた頃に効果的な勉強法
初心者の内に棋譜並べしても勉強にならない理由
指し手の意味を理解できないと「漫然と並べるだけ」になる
将棋初心者の人に棋譜並べをおススメしない理由は、ある程度の実力が伴っていなければ棋譜を並べても上達の効果は薄いからです。
棋譜並べはプロの棋譜から指し手の意味を考えて学ぶこと。一手一手の意味を考えれるレベルの実力がなければ、ただ漫然と棋譜を並べるだけになってしまいます。
実際、プロの棋譜から指し手の意味を理解するのはアマ高段者になっても難しいです。それを初心者の内からやろうとするのが如何に無謀かは分かるでしょう。
最低でも棋譜を並べてる最中に「自分だったらこう指したのにな…」くらいの考えを持てるようになってから始めるべきです。
- 初心者の内から棋譜並べをしても上達に効果的ではない
- 指し手の意味を考えれないと「漫然と棋譜を並べてるだけ」になる
有段者から始めたほうが勉強法として効果がある
棋譜並べを始めるのは有段者になってからでも全く遅くありません。
別に棋譜並べをしなくても有段者にはなれますし、初段くらいの棋力になれば、一手一手の意味を考える力もついているでしょう。
そうなってから棋譜並べを始めても遅くはありません。むしろ有段者になってからのほうが、初心者の頃よりプロの棋譜から学べることは多くなっているでしょう。
棋力が伸びるほど学べることの多くなる棋譜並べは高段者向けの勉強法ともいえますね。
- 棋譜並べは有段者から始めても遅くない
- 棋力が伸びるほど効果的な勉強法になる
将棋を始めた頃に効果的な勉強法は?
初心者の内は棋譜を並べるより、定跡を覚えたり、詰将棋を解きながら、とにかく実戦を繰り返すのが上達への近道です。
将棋を始めたばかり頃の勉強法は「定跡を覚える、詰将棋を解く、実戦で応用」で、ある程度実力がついてきたら棋譜並べを始めるのがベストだと思います。
初心者の頃は定跡の本で序盤~中盤を勉強しつつ、詰将棋で終盤力を鍛えて、あとは実戦で応用していけば着実に棋力は伸びていきますよ。
- 初心者の内は定跡を覚えたり、詰将棋を解いたほうが勉強になる
- 将棋を始めた頃の勉強法=定跡の本、詰将棋、とにかく実戦。ある程度棋力がついてから=棋譜並べを始めると効果的
まとめ
以上、初心者の頃に棋譜並べしても勉強にならない理由でした!
記事の内容をまとめると、
- 初心者に棋譜並べは勉強にならない理由=漫然と棋譜を並べるだけで効果がない+有段者から始めたほうが勉強になる
- 将棋を始めたばかりなら、定跡を覚えて、詰将棋を解きながら、とにかく実戦したほうが勉強になる
という感じでした!それでは!