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受け

将棋の受けの練習方法を紹介してみる

どうも泡さんです。

攻めるのは大好きだけど、受けはめちゃくちゃ苦手…。

こんな人も多いんじゃないでしょうか?

僕もそれほど得意ではないんですが、将棋上達のうえで受けは欠かせないと思います。

アマチュアでも棋力の高い人ほど、受けが上手いって印象なんですよね。逆に、いくら攻めが上手くても受けが下手な人はよくて初段~二段止まりといった印象が強いです。

という訳で、今回は僕がやっていた受けの練習方法を紹介してみようと思います。

実際にやっていた受けの練習方法

攻める前に自分の陣地を見る

まず、相手を攻める前に自分の陣地を意識的に確認するようにしてました。

自分の陣地を見て何を確認するのかというと、

  • 相手が次に狙っている一手は何なのか?
  • 相手から見て一番早い寄せ筋はどれか?

こういった事を一旦確認した後に、攻める事を癖づけるといった感じですね。

とはいっても、文章だけでは分かりづらいと思うので具体例を出してみます。

例えば、後手が△7九飛打と飛車を打ってきた局面。

こちらも飛車を▲7二飛打と桂馬を守りながら飛車を打ち込んで攻めていきたくなる場面ですが、ここから後手側が狙っている一番早い寄せ筋を考えてみます。

すると相手側から見て、一番早い寄せ筋に△4八銀打と打ち捨てる、美濃囲いの比較的分かりやすい寄せの手順が見えてきますよね。

その後は、▲同金△3九角打▲1八玉△4八角成と進んでいき、どうしようもない状況に。

こういった感じで、自分の陣地を見ていないと、相手から見た寄せ筋を見逃してしまいます。

相手の陣地を見て攻める方法ばかり考える前に自分の陣地をしっかり確認しておけば、▲5九歩打と前もって受けることもできますよね。

特に寄せの一手は打たれたら既に手遅れなことも多いので前もって受けるようにしましょう。

盤面をひっくり返してみる

頭の中で、将棋の盤面をひっくり返してみるというのもおすすめです。

やっていることは、自分の陣地をみて寄せ筋を探すことと大差ないんですが、相手の視点から見て『自分だったら次にどうやって攻めるか?』を考えてみるという感じですね。

そして、攻め筋が見つかったら、その攻め筋を先に自分で潰すようなイメージです。

そんな事やって『ホントに意味あるの?』って思うかもしれませんが、人間って不思議な事に相手の陣地はよく見えるのに自分の陣地はよく見えないものなんですよね(特に初心者の頃は)

物は試しということで、先程の盤面をひっくり返してみましょう。

どうでしょう?さっきより敵の狙いが明確に見えてきませんか?

最初に頭の中でって言ったのですが、可能なら対局中に相手側の席から盤面を見させてもらうと、より分かりやすいです(対戦相手の了承が必須なんですが…)

僕自身、昔道場に通っていたときに相手の許可を得てよくやらせて貰ってました。

まあ今考えると、子供だったから大目に見てもらえてたのかもしれないですね…笑

受けのコツは相手の次の一手を読むこと

受けの練習として、攻める前に自分の陣地を確認する癖をつけたり、頭の中で盤面をひっくり返してみたりなんて方法を紹介してきました。

でも、結局のところ何がやりたいかというと『相手の次の一手を読むこと』なんですよね。

相手の次の一手さえ読むことができれば、対処すべきかどうかも自然に見えてきますし、危なければ相手の狙いを先に潰しておくという事もできてきます。

まあ棋力が違いすぎると、そもそも相手の手が全く読めなかったりするんですが…。

それでも受けの練習をするなら、相手の次の一手を考える癖を付けるのが一番だと思います(完璧に読めたら神様なので、別に間違ってたら間違ってたでも良い)

終わりに

という訳で、受けの練習方法について紹介してみました。

まとめると、受けの練習方法は『相手の次の一手を考える』これだけだと思います。

まあ口で言うのは簡単で、やるのは有段者でも出来てなかったりするんですけどね。

かくいう自分も出来てるか怪しいところです…笑

それでは、この辺で失礼します。ご閲覧ありがとうございました。

受けの参考書籍

ABOUT ME
泡さん
学生の頃に将棋を始めて半年でアマ初段になりました。得意戦法は四間飛車です。将棋を始めたばかりの人向けに、初段になるまでの方法を発信していきます。