将棋のルールと駒の動かし方は覚えたけど、これから強くなるにはどう練習していけばいいの?
こんな疑問にお答えしていきます。
- 初心者向けの将棋の練習方法
- 実戦でひたすら応用するのが大切
初心者向け将棋の練習方法
では基本となる将棋の練習方法を紹介していきます。
定跡の本を読む
定跡の本を読むのは序盤~中盤の流れを掴むための練習になります。
複雑な手順が記されている定跡を覚えるのは、初心者の人は少し抵抗を感じるかもしれません。ですが、定跡の1~10まで丸暗記する必要は全くないです。
丸暗記しようとしても途中で飽きるでしょうし、本一冊分の定跡を覚えるのだって、そう簡単な話じゃありません。
最初は得意戦法(自分の使用する戦法)の序盤~中盤の駒組みや囲いの手順を大まかに知るだけでも十分勉強になります。
将棋のルールと駒の動かし方を覚える→得意戦法を決める→戦法の定跡を大まかに覚える→実戦で使用してみる→慣れてきたら本格的に定跡を覚える
といった感じで、進めていくと効率的に棋力アップできると思います。
手筋を覚える
手筋を覚えるのも棋力向上に効果のある練習法です。
初心者の頃は「どんな手を指したらいいか分からない」なんて状況になりがちなもの。
そんな時に役立つのが手筋の一手です。手筋は悪手になりにくいので、指し手に困ったら手筋を思い出してみると案外良い手が浮かびやすくなります。
いつも指し手に困って悩んでしまうという人は手筋を覚えてみるのも一つの手です。
手筋を覚える→実戦で応用する→手筋を覚える
と繰り返していけば、自然と実戦でも手筋が頭に浮かぶようになると思います。
詰将棋を解く
詰将棋は広く知られている将棋の練習方法の一つです。
将棋の練習法として有名なだけに、終盤力の強化から将棋の上達に不可欠な先を読む力を鍛えるのに詰将棋は非常に役立ちます。
いきなり難しい詰将棋にチャレンジしても躓く可能性が高いので、初心者の内は一手詰めなどの簡単な問題から解いていくといいでしょう。
一手詰めが物足りなくなったら三手詰め→五手詰めといったように徐々に難易度を上げていくと、棋力に合わせた効果的な練習になります。
ひたすら実戦で応用する
将棋の練習方法として、定跡の本を読む、手筋を覚える、詰将棋を解くことを紹介していきました。
しかし、いくら知識を得ても実戦で応用できなければ意味がありません。
といった感じで、せっかく学んだ知識を身につけるためにも、実戦でアウトプットを繰り返しましょう。
また実戦は相手の指し手から学べることも多いです。相手が自分より格上なら、その人の指し手から定跡を覚えたり、手筋を学ぶことも可能です。
ぶっちゃけ初心者の内は四の五の言わずに実戦を繰り返すだけで上達すると思います。
まとめ
以上、初心者向け将棋の練習方法でした!
記事の内容をまとめると、
- 初心者向けの練習方法は定跡の本を読む、手筋を覚える、詰将棋を解く
- 実戦で学んだことを繰り返しアウトプットする
という感じでした。それでは!