※当サイトは一部広告を利用しています。

四間飛車

四間飛車を指す時のコツを簡単に紹介してみる

どうも泡さんです。

今回は四間飛車を指す時のコツについて簡単に紹介してみようと思います。

四間飛車の序盤の駒組みや大まかな手順はある程度分かるけど、イマイチ上手く指せないんだよな~なんて人は良かったら参考にしてみてください。

ただ上手く指すとは言っても、あくまでアマチュアレベルの話なのでその辺は悪しからず。

大体こんな事を意識しながら指すといいよ~くらいに捉えてもらえると幸いです。

四間飛車を指す時のコツ

序盤は焦らずに囲いを発展させる

序盤のうちは焦らずに囲いを発展させていきましょう。

ある程度、駒組みが終わったら攻めに移りたくなるかもしれませんが、そもそも四間飛車は積極的に攻める戦法ではないので自分の陣地を良い形にしていくほうが大事です。

自分の囲いを発展させながら相手の攻めを待つといった感じですね。

高美濃
銀冠

四間飛車なら美濃囲いが一般的ですが、そこから高美濃→銀冠と発展させていきます。

ただし、高美濃→銀冠と上からの攻めには徐々に強くなっていく代わりに最初の美濃囲いと比べて横からの攻めには弱くなってしまうので注意。

あと相手が急戦で来た場合は美濃囲いのまま戦うのが一般的です。持久戦調の戦いになってきたら焦らずに囲いを発展させていきましょう。

戦いが起きた筋に飛車を振る

また中盤以降は戦いが起きた筋に飛車を振るというのも大切です。

例えば、下記のように7筋でお互いの駒がぶつかり合った場合、

▲7八飛といった感じで、戦いの起こった筋に飛車を移動させる一手は好手になりやすいです。

上記の変化は居飛車急戦vs四間飛車でよくある変化なのですが、戦いの起きた筋に飛車を振るという手は四間飛車でよく使うので覚えておきましょう。

まあ思考停止で激戦区に飛車を振ればいいか?と言うとノーなので、時と場合にもよります。でも、比較的好手になりやすいという所は覚えておくと良いです。

急戦にはタイミングを見て6五歩と突く

また居飛車に対して、タイミングを見て6五歩と突き返す局面は実践でもよく出てきます。

例えば、先程の飛車を7筋に振ってから、さらに△7六歩▲同銀△7二飛と進んだ局面。

ここで▲6五歩と突いて角交換から一気に駒を捌く返し方が四間飛車の定跡本にもよく書かれているのですが、個人的には実践で一番頻出する形だと思っています。

ちなみに、ここから△7七角成▲同飛車△2二角打▲6四歩△7七角成▲同桂△7六飛と進むのが定跡通りの流れになります。

あんまり定跡に頼りすぎると柔軟に考えられなくなるので、固執しすぎるのは良くないと思うのですが、四間飛車を扱うなら対居飛車(特に急戦)への6五歩は覚えておいた方がいいです。

途中の定跡が分からないという方は、四間飛車の定跡本を一冊読んでみるといいかも。

自分から無理に攻めようとしないことも大事

また四間飛車を指す場合、自分から無理に攻めようとしないことも結構大事だったりします。

というのも、四間飛車という戦法自体が積極的に攻めるタイプの戦法ではないからですね。どちらかというと、相手に攻めさせてそれを捌いて返すという受け主体の戦法です。

初心者の方で『四間飛車の攻め方が分からない…』なんて悩みを持っている人もいるみたいなんですが、そもそも自分から攻める戦法じゃないので注意しましょう。

一応、6六銀型で自分から攻めるスタイルも取れるみたいなんですが、角筋に銀が入ってしまって若干筋悪気味なので個人的にはあまりおすすめしません。

あとそもそも6五の位(盤上の5段目)を取らせてもらえないことも多いんですよね。

まあ6五歩と突いて角交換を狙ったけど、相手側に拒否された場合なんかにはこういった形も狙ってみるといいかもです。

終わりに

という訳で、今回は四間飛車を指す時のコツというテーマでのお話でした。

最後に要点をまとめて終わります。閲覧ありがとうございました!

要点まとめ
  1. 序盤は焦らずに囲いを発展させる
  2. 戦いが起きた筋に飛車を振る
  3. 急戦にはタイミングを見て6五歩と突く
  4. 自分から無理に攻めようとしない
ABOUT ME
泡さん
学生の頃に将棋を始めて半年でアマ初段になりました。得意戦法は四間飛車です。将棋を始めたばかりの人向けに、初段になるまでの方法を発信していきます。