どうも泡さんです。
『初段になるための将棋勉強法』を購入してみたのでレビューしていきます。
- どんな内容について書かれているのか?
- どんな人向けの棋書なのか?
- 棋書のレベルと個人的なおすすめ度
ザックリとこんな感じの事をまとめてみたので、棋書選びの参考にして頂ければ幸いです。
どんな内容が書いてあるのか?
- 将棋の上達方法や練習方法について網羅されている本
- 一般的に広く知られている将棋の上達法
- 簡単な戦法の紹介と戦法事の棋力に応じた向き不向き
- 一人で行える将棋の勉強法
- 将棋ソフトを使って自分の苦手な部分を知る方法
ザックリいうと、将棋の練習方法について網羅されている本です。
一般的に広く知られている将棋の上達方法だったり、一人で行える勉強方法だったり、将棋ソフトを使ったコアな練習方法だったりが細かく紹介されています。
将棋の練習方法は当人の棋力によって向き不向きがありますが、この本は初段を目指す人向けに棋力に応じた練習方法や戦法の選び方が解説されています。
ただし、あくまで初段を目指すうえで『どういった勉強をすればいいか?』について解説されている棋書なので、この本を読んだからといって強くなれるという本ではないのかなと思いました。
どういった人向けの本なのか?
- これからアマ初段を目指していきたいという人
- 将棋を始めたばかりの人
- 練習方法や上達方法に困っているという人
- ルールは覚えたけど、どうやって上手くなればいいか分からない人
本のタイトル通り、これから初段を目指そうとしてる人向けの棋書です。
また、将棋のルールは覚えたけど『どうやって強くなればいいんだろう?』といった疑問を抱えている人にとっても非常に有益な本になると思います。
逆に、具体的な戦法の手順や手筋などを知りたいという人には不向きです(一応、簡単な戦法の形や初心者向けの手筋については紹介されています)
個人的なおすすめ度
本のレベル | 初心者向け(9級~1級) |
---|---|
おすすめ度 | (4.5) |
将棋のルールを覚えて、これから初段を目指したい!という人には最適な棋書です。
初心者向けに色々な将棋の練習方法が網羅されつつも、
いくら戦法書を読んだり、詰将棋を解いたりしても実際にやってみないと分からないことはたくさんあるので、実践でいろいろな経験を積むのは非常に重要です。
こういった実践の重要性についてしっかり書かれている部分には非常に共感が持てました(個人的にも定跡を覚えたり、詰将棋を解くより実践をこなせ派)
この本を読んだから将棋が上手くなるという訳では決してありませんが、自分の棋力に合った練習をしたいという人は一冊持っておいて損はないと思います。