どうも泡さんです。
なかなか将棋が上達しない…。
こんな悩みはありませんか?
一生懸命練習してるのに、思うように棋力が伸びないなんてのはあるあるですよね。
かくいう僕も伸び悩む時期はありましたし、道場に通っていたときに毎日将棋を打ってるのに全く上達する気配がない…なんて人も結構見かけてきました。
という訳で、今回は『将棋が上達しない人の共通点』というテーマで書いていこうと思います。
自分に思い当たる節がないか?なんてチェックしながら見てもらえたら幸いです。
将棋が上達しない人の共通点
自分より強い相手と指したがらない人
まず、自分より強い相手と指したがらない人ですね。
僕なりに色んな人を見てきた中で、一番多いと感じた共通点です。
当たり前といえば当たり前なんですが、自分より棋力の低い人や、自分と同レベルの人の指し手をたくさん見たところで大して強くならないのは当然だと思います。
上達する為に棋書を見るのもいいんですが、実践の中で対戦相手の指し手から学べることってめちゃくちゃ多いです(特に上手い人の指し手を真似たりするのも上達のうえで大切)
そんな中で、自分より上手と指さないって事は、一番の上達の機会を棒に振ってるのと同じです。
ボロ負けするのが嫌だったり、相手に気持ちよく勝ちたいって気持ちは分かるんですが、自分から勉強の場を捨ててる訳なので、強くならないのは当然ですよね。
周りに上手のいない環境にいる人
自分より強い相手と指さない人と状況的には似ているのですが、そもそも周りに上手のいない環境にいる人も伸びづらいです。
理由は同じで、自分より上手と勝負する機会がないと、ほぼほぼ練習にならないです。
例えば、将棋道場にいる中で最高段位がアマ四段の人であれば、その将棋道場からアマ五段レベルの人ってなかなか出ないと思うんですよね。
五段クラスの人と何度か対戦させてもらった事もあるんですが、基本的に格下の相手とは勝負したがらない人が多いです(特に大きな大会前とか顕著です)
自分より明らかに弱い相手と対戦してしまうと、指し手がブレるんだと思います…笑
まあ今の時代はネットで比較的簡単に強い相手と勝負できるので問題ないかもですね。
そもそも将棋にあまり興味がない(子供に多い)
当然ながら、そもそも将棋にあまり興味がないという場合はやっぱり伸びないです。
でも、興味ないのに将棋をやる人なんているの?って話になると思うんですが、将棋教室に通っている子供たちに結構多いんですよね。
頭が良くなるように…流行りだからなどなどの理由で、半ば強引に将棋をやらされてる子ですね。
勉強やスポーツと同じなんですが、自分自身が面白いと思わないと上手くなりづらいです。『好きこそものの上手なれ』なんて言いますけど正にその通りだと思います。
逆に、自分から興味を持ってやってる子はめちゃくちゃ伸びるの早いです。
自分より強い相手とも積極的に対戦しよう
将棋が上達する一番の近道は、やっぱり強い人と勝負することです。
個人的には将棋は実戦から学ぶものと思っていて、自分より強い人の指し手から学べることは本当に多いです。
僕が一年足らずで四段になれたのも、なるべく格上と対戦するようにしていたからだと思います。
自分より強い人の指した一手一手を「なんでその手をさしたんだろう」と考えるだけでも十分勉強になりますよ。
目先の勝ち負けにこだわらない
将棋の上達のためにも、目先の勝ち負けにこだわらないようにしましょう。
目先の勝敗にこだわると、自分より強い相手と勝負したくなくなります。
別に、強くならなくていいから「とにかく勝負に勝ちたい!」という人には何もいうことはありません。どうぞ、そのまま続けてください。
でも、「将棋が上達しない!」という人は、目先の勝ち負けにこだわらないようにしましょう。あくまでの目的は「将棋の上達」です。「気持ちのいい勝利」ではありません。
自分より弱い相手とばかり対戦しないように
しつこいようですが、念を押して言います。
将棋が上達したいなら、自分より弱い相手とばかり対戦しないようにしましょう。
将棋道場など、いつも同じ人が集まる場所でよくあるパターンですが、棋力が同じか自分より弱い相手としか戦わない人が一定数います。
そして、案の定、そういった人はまったく上達していません。
強くなるには目先の勝ち負けより、実利を取りましょう。
終わりに
という訳で、将棋が上達しない人の共通点というお話でした。
個人的には、自分より格上の相手と勝負するということさえ意識してやっていれば、ある程度のレベルまではグングン伸びると思うんですよね。
そして、その人の指し手を自分で真似てみるなんて事をおすすめしたいです。
そんな訳で、中途半端なんですがこれで終わりたいと思います。ご閲覧ありがとうございました。